東京ボイストレーニングスクールスタッフブログ声優志望者がボイトレを受けた方がいい理由!
2022年1月25日
声優になるためにボイトレは必要?
声優養成所や演劇のワークショップに行き、芝居/演技を学べば声優になれるのでしょうか。もちろんその中で実力を発揮し、結果を残す人もいるでしょう。ですが、それはほんのごくわずか。
声優業界 = 芸能界 とも言えるこの世界の中で、チャンスを手にできる人は多くはありません。
そう!だからそのチャンスを手にいれるために演技力を磨いているんだ!!という方。でも、それだけで声優になれるのでしょうか。
東京ボイストレーニングスクールのようなボイトレスクールに通うことで一体どんなメリットがあるのか。そして、オーディションで「選ばれる人」とはどんな人なのか。これまでの合格実績を踏まえて、「選ばれてきた人」をご紹介しましょう。
①魅力的な声であること
これこそが今回言いたいところ。
シンプルに「いい声」で「話せる」ようになるために、ボイトレが必要なのです。
演技をするでもナレーションをするでも、声を出さなければできません。素晴らしい演技力と理解力と読解力があれど、それをアウトプットするための「声」。これ自体が武器にできている人というのは、とても強みがあります。
そして、その上で「話し方」も魅力的であること。
だら〜っと言葉遣いや、会話をしている時の相槌一つを取っても、そういう方は概ね綺麗な話し方、綺麗な発音で喋っています。つまり、日常から声の出し方、話し方にも気を遣えているということなのでしょう。気合い入れた時だけ、いい声が出せるんです!!というのは、歌の世界だったら良いかもしれません。
でも芝居やナレーターの世界では、普段使いする声からがすでにプロフェッショナルとして活躍できている。そんな「魅力的な声」を身につけているからこそ、選ばれる人なのではないでしょうか。
②丁寧な滑舌
上の項目同様かもしれませんがあえて別項目としてお伝えすれば、クリアに一音一音が話せている。
とても当たり前のことかもしれませんが、滑舌が悪くて〜と自覚しているにも関わらず、それが直せていない状態ではとてもじゃありませんが、プロの世界には遠いのです。
これまた綺麗な話し方というのは、上品さや清潔さ、さらには真摯さにもつながります。
多人数で滑舌トレーニング、それこそ「外郎売」を読んだところで、みんなで一斉に読んでいたのでは、正しいのか正しくないのかもわかりません。マンツーマンでボイストレーニングを受けるからこそ、その1音1音の大切さがわかります。
みなさん、オーディションを受けるときにセリフ/ナレーションの課題の滑舌にばかり気を取られていませんか?もちろんそれも大切ですが、何よりも自分の名前や質疑応答での話し方にも、今の倍以上気を遣うことができると良いでしょう。
また、正確な滑舌でセリフが喋れるということは、練習をするときにも自分の狙ったことや、考えている演技プランに近いことが行いやすい、ということにつながります。
例えば、正確な滑舌能力を持たずにセリフの練習をしているのは、切れない包丁でキャベツの千切りを練習するようなもの。余計な力ばかりが入り、綺麗に食材が切れない。そして、いざ切れる包丁を使ったら怪我をしてしまう可能性だってある。
効率よく練習するためには、より正確な滑舌能力があることはとても大切なんです。
③マンツーマンのボイトレを受けるメリットって?
声優志望者の方々は、「声優養成機関」に通う方が多くいらっしゃると思います。
ここでは、多人数でのグループレッスンが主で、1対1で細かく声の出し方や滑舌のトレーニングまで時間がさけず、その点に関してはほとんどが自主練習になっています。個人レッスンのボイストレーニングに通うことで、自分の苦手としている部分や、逆に長所と言える部分それぞれをしっかりと認識し、必要な時間をかけて、必要な部分の改善と成長を促すことができます。
それが早ければ早いほど、ご自身が人生の中でチャンスに巡り会える回数が増えるとは思いませんか?
その回数が多い人、少ない人。こればかりは誰にもわかりませんが、経験上そういったチャンスというのは、狙ったタイミングでやってこないことの方が多いです。
思いもよらないところから飛び込んできて、あれよあれよと通り過ぎてしまうのがいいか、それとも、しっかりそのチャンスに自信を持って向き合うことができるのか。
ボイストレーニングを受けることで、そんな強い自信を持つことにもつながっていくのではないでしょうか。
最後に:ボイトレを受ける理由
ご自身が声優を目指す!ということであれば、もちろん声優養成所だけに通うこと。これはとても大切なことだと思います。
ただ、「通っているだけ」では、目指すところにはなかなか至りません。
声優になるための一つの手段として、ボイストレーニングも受けておいた方がいい、ということは確実に言えます。さらには、役者として活動を始めたけれど、現場に行くたびに自分の声の弱さや、声がれ、疲労を感じてしまう。だから、ボイトレで自分の声を強化したい!という、すでに芸能活動をされている方のレッスンを担当させていただくことも多くあります。
レッスンで行なっていることは、基礎的なことを中心に求められることが多く、ボイストレーニング的には基本の「き」の部分だったりします。
今、持っている力を最大限に活かすために、ボイストレーニングをスタートしてみませんか?
まずは、無料体験レッスンから!スタッフ一同お待ちしております。