東京ボイストレーニングスクールスタッフブログ歌と傾向と対策。
2012年6月29日
最近の声優関係のオーディションでは、歌の提出を求められる傾向にあります。
声優さんのありかたもずいぶん変わってきましたからね。
今月も某オーディション募集があり、そこでも歌の提出がありました。
その関係で歌のレッスンと録音をすることが多くありました。
みんな一生懸命なのはとてもよくわかる。
できるだけ上手に歌いたい気持ちもわかる。
だけど大切な事を忘れているように思う。
それは、「聴く人がいる」という意識。
オーディションの資料と言えど、それを聴く人がいるのだ。
「聴いてもらえるか」または「楽しんでもらえるか」くらいまでグッと掘り下げてほしい。
そうなれば当然選曲、キー設定についてもっと慎重に考えなければいけない。
誰しも歌えていない歌や自己満足を聴くのはぶっちゃけしんどい。
それが応募人数分の何百人分ともなればなおさらです。
声優を目指す人は、その時の流れと情報を常に収集して「傾向と対策」を導き出せないとね。
そういう意味で、定期的に歌のレッスンを織り交ぜていく事も必要かもしれません。
もちろん東京ボイストレーニングスクールにはそれに対応するノウハウをご用意しています。
何事も一夜漬けでは何ともならないものです。
渋谷校からでした。
東京ボイストレーニングスクール